【書籍要約】1−2 投資で一番大切な20の教え 3

■はじめに

前回と同じく、書籍「投資で一番大切な教え」の要約です。

nikkeibook.nikkeibp.co.jp

今回は3つ目の教えになります。

■3.バリュー投資を行う

投資の原則「安く買って、高く売れ」

アプローチは2つある

①事業内容や業績などの基礎的要因の分析
 (ファンダメンタルズ分析)
②株式の値動きの研究に基づく分析
 (テクニカル分析・モメンタム分析)

→②に関しては著者によると有用性を感じない、とのこと

理由:ランダムウォーク仮説
過去の株価変動が将来の株価変動の予測にまったく役立たない
コイントスと同じ
→まずランダムウォーク分析自体を知りませんでした。。
 調べたところ

 株価が上がるか下がるかは短期的にも長期的にも半々の確率なので
 過去のチャートデータによって値動きを予測はできない

 と言うもの

ja.wikipedia.org


 確かに今回のコロナなんてまさにそうだなーと(誰も予期していない)

知的なアプローチ

①バリュー投資(現在の価値から判断)
②グロース投資(将来性から判断)

ただ両者とも、現在の価値も将来性も考慮しないとならないので明確な線引きはない
→確かに、どんなに現在の価値が高くても未来においてそうであるかは分からないし
 どんなに将来有望でも現在価値が割高ならキャピタルゲインは得られないから
 別々に考えることはナンセンスな気がする

未来を正確に予測すること(グロース投資)は難しい
なので安定性の観点からはバリュー投資の方が好ましい

バリュー投資も難しい
本質的価値を正確に推計する必要あり
無知な投資家は強い意志を持つことができない
→ここまでくるとどちらが好みかと言う問題かもしれないが、
 当書ではバリュー投資が好ましいとのこと(ドラマチックさよりも安定性、と表現)
 つまりこれこそ、感情に踊らされずに自分を律して投資行動できるための基準なのだろう

ファンダメンタルズ分析による本質的価値を導き出し、
感情に流されずにまめにナンピン買いをすると高い利益があげられる

→ファンダメンタルズ分析の方法を学ばないとならないけど、
 これ自体はMUPのカリキュラムに(確か)あるのでそこでガッツリ学ぼう!


ではでは。