<UR-U 木曜日Live> 2021-05-06 アプローチ戦略
■はじめに
前回セッションはターゲティング
今回はターゲティングした相手にどのようにアプローチするかを理解しよう
■結論
人の行動や情緒を具体的な施策として整理します。 全10個。
■Marketing Triangle
買うまでに必要な3つの順番
これを10個に分解して説明
1.モノ「そのもの」のCVPを思い出す
CVP(カスタマーバリュープロポジション)
=顧客が感じる価値
機能的価値:味がよい、便利、などの機能
情緒的価値:出来上がるまでのストーリーなどの「心」に訴えかけるもの
機能ではなく情緒の部分だと気づけば、情緒を起点としたマンダラートを書くことができる
過去の、マンダラートのセッション theboyalex.hatenablog.com
2.CVSを共感に変えてストーリー作成
始まりがあって、途中うまく行かなくて、でも最後はこうなった
というようなストーリーに差し込む形で「モノ」のCVPを途中に差し込む
3.CVPをセグメントしメッセージのあるキャッチの作成
Question to Goal
これを買うと自分の未来はどうなるのか?を見せてあげないといけない
ポイント
○○しませんか?という「?」で問いかける
4.CVPを高める施策
顧客:安く買いたい
自分たち:高く売りたい
ギャップをどう埋める?
人は購入時に必ずアンカリングを行う
例:コーヒーのメニュー
プレミアムバターコーヒー:2400円 スペシャリティーコーヒー:1980円 おすすめコーヒー:580円 アメリカン:640円
極端に高い例を出すと他のものが安く感じる (必ずしも他店と比べて安いわけではない)
5.ポジティブフレーム
死亡率10% → 生存率90%
在庫処分 → 残り3点のみ
1万人の1%推奨 : 100人が推奨
6.フレーミング効果
フレームワークで選択肢から誘導する方法
いろんなものから選ばせるのではなく、絞ったものから選ばせる
人は相手から指定したものは選ばない
自分で選んだものなら納得して購入する(一貫性心理)
7.プライミング
連想しやすい内容をさりげなく会話に織り交ぜる
これを商品アピールにつなげる
8.ディクライン
すぐ売るのではなく、他社提案を差し込むなどの「断り」を加えてみる
→逆に欲しくなる
9.ニーズ喚起と損失回避と
何も知らない潜在層をまず掘り起こし、さらに買わないと損しますよ、という提案をする
10.習慣への取り込み
習慣の中に商品を結びつける
例:脂っこい食事には
→ 黒烏龍茶
今回はここまで。
ではでは。