<MUP 本日のうさぎクラスLive> 2020-10-15 Community Structure

■はじめに

今日のお題:企業が生き続けるにはコミュニティが必要

■今日の結論

本日の総論は以下のような感じです


①コミュニティがない企業は生き続けない
②共感を作るには
③情報の発信の仕方

■コミュニティがない企業は生き続けない

19世紀の企業寿命:70年
20世紀の企業寿命:7年

既存のマーケティング


コミュニティマーケティング

  • 1人から2人、3人と個人を大切にしながら行う

例:焼肉ふたご

5回行くとトングを配る
ブラックメンバーになると旅行にいく

ブラックメンバーがミステリーショッパー(覆面客)になる
つまりふたごを作っているのは顧客

例:Maoli Relaxation

エステのコミュニティー
ここで出会った顧客は他のサロンに流れない

1:5の法則

新規顧客は既存顧客を獲得するより5倍コストかかる
じゃあどうやってコミュニティーを作るのか?

SIPS

  • 共感(Sympathize)
  • 確認(Identify)
  • 参加(Participate)
  • 共有(Share)

必ずこの順番を踏んで行かないとコミュニティにならない
(突然参加とかしない)

■共感を作るには

例:Base(ECサイト
「母でも作れるECサイトを」

お母さんの畑で作った野菜を、お母さんでも売れるような仕組みを作りたい
このストーリーが共感を産む

共感を得るためには、見える部分(機能)とかを喧伝するのではなく
見えない部分を発信するスキルが必要

見える部分:FACT(技術・機能)
見えない部分: HISTORY、PASSION、HUMANITY
見えない部分が重要!

ザイオンス効果

単純接触効果

会えば会うほど、見せれば見せるほど親近感が持たれる
だけど一つ注意!

例:接触回数における好感度の遷移実験
A:代表者のインタビュー接触
B:企業の商品PRとの接触

Aのグループは好感がすごく上昇した
Bのグループは変わらなかった

しっかりと「人」との接触が必要
 →サービスや商品を売る前に自分を売れ!

動画は良質な資産

人は人にくる=顔を見せなければならない

顔を見せるのに一番いい媒体
個人動画コンテンツ

会社で利益が出たら税金で半分取られるのであれば
動画を作ることにお金を使った方が良い

ファンを作るときに重要な要素

  • エバンジェリスト(商品やサービスを広めてくれる人たち)
  • ロイヤルカスタマー(リピートして購入する人たち)
  • ファンカスタマー(購入して参加する人たち)
  • パーティシパント(参加する人たち)

一番重要なのは実はパーティシパント!
この人たちがいないとコミュニティが成り立たない

情報が集まるところに人が集まる
人が集まるところにお金が集まる

じゃあ情報の発信はどうやってやるの?

■情報の発信の仕方

情報発信スキル
Fast Participant(一人めのお客さん)

例:MUPは小野さん

一人目がなぜ大事か?
何にもないところから入ってきた人
だからこの一人目の意見に肉付けしていけば、自ずとコミュニティーは広がる
ここの一人からまず考える

ペルソナは考えなくて良い、Fast Participantだけを考えてサービスを作ること

FPE(Fast Participants Expansion)

サービスに興味を持つ人はどんな人ですか?

以下のように考える

Fast Participant

  • 【目】普段何を見てるんだっけ?
  • 【口】普段どんなことを言って、どんな行動してるんだっけ?
  • 【耳】普段何聞いてるんだっけ?
  • 【思考】普段何を考えてるんだっけ?
  • 【不】悩みやストレスはないんだっけ?

ここから興味・共感・不満が見えてくる
ここに情報(IQ)と共に感動(EQ)を与えてあげる

この情報が知りたい(伸びない人)→この人が知りたい(伸びる人はここまでリーチ)
モチベーション動画
ライフスタイル動画
こういった動画を使って感動を喚起する!

ESM

文章の構成は三つの要素でできている

  • Expression:伝わり(表現)
  • Structure:どう(構成)
  • Message:何を(内容)

伝え方の基本構成(7つの手順)

項目 内容
Tell(これを聞けば) ①Opening(つかみを決める)
②THEME(テーマ/題名)
You(あなたは得する) ③Benefit(読者の得)
④Point(結論)
If(なぜならもし) ⑤Episode(経験・事例・背景)
⑥3 Evidence(3つの論拠)
You(だから得する) ④Point(結論)
③Benefit(読者の得)
Need(必要ですよね) ⑦Lead(誘導)

作文フレームワーク

つかみ
↓(と言うことで)
題名
↓(知るとあなたは)
読者の得
↓(結論から言うと)
結論
↓(私も〜)
経験・事例・背景
↓(理由は3つあって)
論拠1・論拠2・論拠3
↓(よって〜)
結論
↓(読者の得)
読者の得
↓(もしもっと知りたいと思ったら)
誘導

使い方のポイント

Opening:
 問題暗示(不安を煽る)
 数字を提示する(不安を確証に)
Theme:
 解決策
Benefit:
 求める理想像(期待値をあげれば購入率が上がる)
Point:
 結論は1つだけにする
3 Evidence:
 証拠バランス(3つ提示すると信用される割合が一番良い:80%)
Lead:
 無広告(なんとなく情報の発信場所を置いておく)

■まとめ

  1. コミュニティマーケティングは費用ゼロで唯一長期安定する企業経営
  2. SIPSの通り共感なしには何も進まない、共感は「個人」から生まれる
  3. 顔が出る動画コンテンツのみに注力してやるべき
  4. FPEフレームワークで情報発信の方向を明確化
  5. ESMフレームワークで7ステップ手法の制作スキル




今日はここまで。

ではでは。