投資で一番大切な20の教え 中間整理

■はじめに

前回と同様、書籍「投資で一番大切な教え」の要約です。

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本日のエントリは短めです。 今までの1〜10を1行整理して、再度記憶の定着を行います。

■1〜10について1行整理で振り返り

  1. 二次的思考をめぐらす
    平均を超えるパフォーマンスを出すためには、二次的思考(一次よりも深い思考)が必要

  2. 市場の効率性(とその限界)を理解する
    市場効率は重要だが、市場効率では説明がつかない人間の感情を考慮することによりチャンスが生まれる

  3. バリュー投資を行う
    ファンダメンタルズ分析をして、本質的価値よりも現在価値が低く、未来価値が高い銘柄を選んで投資する

  4. 価格と価値の関係性に目を向ける
    本質的価値より安く買うこと

  5. リスクを理解する
    リスクとは資金を失うことであり、その正確な予測はできないので、本質的価値の安定性・信頼性や価格との対比で判断する

  6. リスクを認識する
    リスクがない、と言っているものほどリスクが隠蔽されリターンも減っていることを認識する

  7. リスクをコントロールする
    リスクをとる際に十分安いか分析し、ポートフォリオを組んで分散コントロールし、リスクが発生しても利益を得られる(損失を最小化する)ように設計する

  8. サイクルに注意を向ける
    市場には必ずクレジットサイクル(拡大→後退→修復→回復)があることを理解する

  9. 振り子を意識する
    市場は振り子のように強気と弱気が永遠に繰り返すことを正しく理解する

  10. 心理的要因の悪影響をかわす
    人間は心理と感情に抗うことは難しいので、どういった心理的要因があり、また周囲との同調ではなく、本質的価値や過去事例から規律をもって行動することを意識する


さて、次回から後半戦です。

ではでは。