【書籍要約】1−1 投資で一番大切な20の教え 1、2

■はじめに

読みたい本がいっぱいあります。が、単純に読んでいても良質なインプットになりません。
やり方は要検討なのですが一旦要約しながら頭に定着させてゆくスタイルでやってゆこうと思います。

ちなみにこの要約というスタイルはメンタリストDaiGoさんの解説によるとあまり効果的な学習方法ではないらしいのですが、逆に精緻化というテクニックという観点で自分なりの解釈をつけて要約すれば、記憶に残るとても良い学習になるそうです。
というわけで、必ず自分的解釈を→で添えてゆくスタイルでいきます。

今回の本はこちらです。

nikkeibook.nikkeibp.co.jp

もともとはメンタリストDaiGoさんの動画で紹介されて、興味を持ったのがきっかけです。

まだ触りの部分しか読めてないですが、内容は大変わかりやすのではないかなと思います。
今回は触りとして、20の教えのうち2つを要約しました。

目的が精緻化を踏まえた要約なので、内容をだらだら書かないように簡潔に書いてます。


■イントロ

書籍、今までの経験、著名な思想家から有効だと思う投資哲学をまとめた本

■1.二次的思考をめぐらす

平均を超えるパフォーマンスを得るには優れた洞察力=二次的思考が必要
→つまり一つの視点では無く他視点での思考ができるような人は平均を超えてパフォームする

コンセンサス(一次的思考者)とは異なる思考を、それも正しく行う必要あり
→その他大勢が持っている思考がいわゆるコンセンサス
→このコンセンサスとは異なる視点で、ただ且つ単なる逆張りでは無く正しい思考が必要なので難しい

■2.市場の効率性(とその限界)を理解する

効率的市場仮説の最も重要な点は「市場には勝てない」
シカゴ学派が提唱した仮説で、多くの論理的で勤勉な投資家が思考をして売り買いをしているので、市場の効率性を超えて行動することは難しいということ

→なので
市場の効率性にはそれなりに妥当性ある

しかし人間は機械ではなく強欲や嫉妬などの感情があり客観性に乏しい
そこに市場の非効率性が存在する
→つまり理屈ではそうかもしれないけど、実際には論理的ではないことを多くの人間はしている

効率的でない十分な根拠がない限り、市場は効率的
→例えば割安な銘柄などあった場合、効率的な市場の観点からそれが本当なのかどうか、ちゃんと裏付けをする必要がある

何故、ポテンシャルの割に他の参加者が買ったり売ったりしないのか疑問を抱くこと
→つまり多くの人(コンセンサス)は何を根拠にしているのかを確認する

多くの掘り出し物は他の投資家が気づかない(または今後も気づかない)ところで見つかる
→ここで二次的視点での思考が必要になってくる
→つまり情報・分析において見落とし等がないかの確認が重要

他の投資家には「市場には勝てない」と思わせておく、そうすればチャンスが生まれる
→わざわざお得な情報が世間に流布するわけはないので、ここで裏付けができたら世間と異なるアプローチをとることで利益を得ることができる

理論は決断の足掛かりであって支配されてはならない
しかし無視してもならない

例え話(学生と教授の話)

学生:道に$10が落ちていますよ
教授:そんなわけがない、本当に落ちているなら誰かが拾っているはずだ

学生は教授が去った後に、$10を拾って1杯のビールにありついた
→理論に左右されすぎて思考停止をすると利益に有り付けない、というとてもわかりやすい例


本日はここまで、次回に続きます。(次はもう少し多いチャプターを予定中)

ではでは。