<MUP 本日のうさぎクラスLive> 2020-09-24 key selling point 本当のニーズを見つけ出す
■はじめに
今日のお題:ニーズの見極め方を間違えるな!
■今日の結論
3-Week30
総論としては以下でした。
①ほとんどの事業者が犯す3つの間違い
②ターゲット
③ニーズ
④コミュニケーション
■ほとんどの事業者が犯す3つの間違い
Wrong target
人違い
花を買うのは花が好きな人?
→違うよね
Wrong needs
勘違い
テースティングチェックでマックがスタバより美味しいという結果
→スタバ「だから?」別にそこがニーズではない
Wrong Communication
売り間違い
創業○年 特許取得済み
→「へー、で?」別にこれで買ってるわけじゃないし
Louis Vuittonのターゲットは?
富裕層→間違い!
実は中間所得者層が最大の顧客
売り物は優越感
なぜLVを買うの?
ここでCJMで行動や潜在心理を使って分析する!
■ターゲット
ターゲットは心理状態や行動で設定すべき
購入前 | 購入 | 購入後 |
---|---|---|
心理・行動 | 心理・行動 | 心理・行動 |
潜在心理に対して必ずwhyを突きつけて、行動を確認する
潜在心理=行動からの仮説立てが重要
行動 | なぜ | |
---|---|---|
花が好き | why | 夫婦仲を中継 |
ビールを買う | why | おむつを買う |
募金をする | why | 小銭が邪魔 |
こういう心理状態はスタマージャーニーマップを書かないとわからなかった。
絞り込み
CJMで出てきたターゲットは「まだ」ターゲットではない
誰もをターゲットにすると、結局誰にも売れない
ターゲットをさらに4段階(広いターゲットから狭いターゲットまで)に分ける
絞り込みすぎると刺さらなくなるから
レベル3(2番目に狭いレベル)ぐらいをターゲットにする
この3つ目のターゲットを対象に刺さるPRを考える
まとめ
- 所得や性別では無く行動から考える
- 潜在心理から行動を仮説立ててターゲットを出す
- 本当のターゲットは4段階の3番目まで絞ったモノ
■ニーズ
Customer 6 Needs
例:絵と説明文
絵と説明文、どっちを長く見るか
大人はほぼ絵の説明文を追いかける
子供は絵から潜在的に想像できる感想を頭に抱く
実はこの「潜在的な部分から仮説立てできる能力」が一番重要で、一番求められているスキル
例:補聴器
顕在的なニーズ
補聴器の機能の説明を始める
だから
特許取得済み、国内生産、という宣伝になる
感動は生まれない
潜在的なニーズ
老人が求めているものは何か
特許?国内生産化?
違う!
本当に欲しいのは「孫との会話」
会話が出来ないことが本当の「不」
「はっきり聞きたい声があるから」
現在の不 → 不が解決される理想の姿
この間に「感動」があって「感動」からキャッチコピーやPR施策が生まれる
6つのニーズ(fasher法) 発音:ファッシャー
人が何かを必要と思う心理状態=Customer 6 needs
項目 | 例 |
---|---|
Family (家族) | 子供の塾、家族の健康 |
Anxiety (不安) | 健康食材、スポーツジム |
Self-satisfaction (自己満足) | くつろぎ、高級フィギュア、オーダーメイド |
Human relationships (対人関係) | ダイエット、エステ、美容院、化粧品 |
Emergency (緊急性) | 鍵開け、水道もれ、パソコンのデータ復旧 |
Return (リターン) | 集客媒体、コスト削減 |
自分のサービス、商品、これらは絶対に上記の6つに当てはまる
もし当てはまらないならwhyの突き詰めが足りない
まとめ
- 潜在ニーズを把握し、感情を動かす
- Fasherの法則にCSニーズを当ててみて明確化する
■コミュニケーション
Customer Experience
CX(顧客体験)以外からは施策は生まれない
例:ラムネ
ハード視点(モノ)
ラムネの飲みにくさを改善したら、全く売れないラムネになった
ソフト視点(体験)
ラムネを買う人は「昔の思い出」を買っている
例:水を飲むのはなぜ?
喉が乾くから
なぜコーラじゃダメ?
太るから
→水のを飲む人は美容(H)のニーズがあるから
じゃあ水を美容(H)のカテゴリーで探せば似たようなニーズが出てくるはず
→水の美容液 (evianから本当に出てる)
グノシー
キャッチコピー:営業成績が上がる
1段目:成人や社会人
2段目:会社勤め
3段目:営業職(ここに明確にターゲット)
4段目:経営者
ニッチな層にニッチな改善イメージを与えると
さも「その人」に言っているように受けては聞こえる
「俺待ってたのこれだよー」
体験
体験を売れば原価をぐっと下げることができる
例:ソフト視点
オーナー制度へのサポーターコミュニティ
好きな店へ「行く」から「創る」時代へ
オーナーへのエンターテイメント提供
→学べる環境というソフト視点が大きな売り
例:ぜひオーナー制度登録してください
→Fasherのリターン(R)ニーズ
まとめ
- ソフト視点でものを見る
- ニッチ層にニッチな訴求でPRする
- 体験を意識したサービス/商品設計
本日はここまで!
ではでは。