<MUP 本日のうさぎクラスLive> 2021-01-14 価値提供フレームワーク(実践型)

■はじめに

このセッションを受講したあとの姿

  • お店に来ない理由が明確になる
  • カニバリを避けられる
  • 施策出しが変わる
  • 施策の実行で無駄がなくなる
  • 高いコンサル提供が可能になる

■結論

  1. Market Proposition
     どこのマーケットに価値を当てるか
  2. Customer Value Proposition
     顧客のどの「不」に対して価値を提供するか
  3. Business Scheme
     どんなスキームで提供するか

これの順番を正しく理解する

■Market Switchの実践方法

まず以下を書き出してみる

競合 自社
Time(時間)                  
Type(種類)                  
Price(値段)                  
Place(場所)                  
People(人)                  
Size(量)                  

次にポジショニングマップに競合を書き出して、ブルーオーシャンがないか確認する

ここにマーケットスイッチを行う!

■顧客は何を求めているか?

f:id:theboyalex:20210117100758p:plain

思考の順序

  1. 顧客ニーズを考える
  2. 提供価値を考える

相手のニーズが先にあり、後から提供価値を合わせること

顧客ニーズと提供価値にズレがないかを確認すること
ずれるとビジネスにならない

■実践

題:BARをオープンしてみよう


この内容はボク自身が実際に考えてみた内容なので セッションで出された模範解答とは異なります。あしからず。

Market Swich

競合 自社
Time(時間) 夕方〜深夜 昼夜問わず
Type(種類) ショットバー ワイン・日本酒
Price(値段) 1杯800〜2,000円 1杯1000〜3000円
Place(場所) 繁華街、駅近 住宅街・ベッドタウンの生活導線
People(人) カップル、少数の友人 お一人様・夫婦・父子
Size(量) 数杯、おつまみ 2〜3杯、簡単な料理


Customer Profile

項目 内容
顧客の仕事 世の中の閉塞感による息抜きがしたい
家では味わえないことを楽しみたい
顧客の喜び 家からフラっと行ける距離
家とは異なる雰囲気
とにかく居心地がいい
夫婦・父子でちょっとした贅沢
顧客の悩み 人混みは避けたい
電車乗りたくない


Customer Value Proposition

提供価値 顧客ニーズ
顧客の仕事 価値・サービス
世の中の閉塞感による息抜きがしたい
家では味わえないことを楽しみたい
見慣れない銘柄のワインや日本酒
家とは異なるリラックス空間
夫婦・家族の記念日に特別なお酒のプレゼント
顧客の喜び 顧客の利益
家からフラっと行ける距離
家とは異なる心の開放感
とにかく居心地がいい
夫婦・父子でちょっとした贅沢
生活導線にあって行きやすい
非日常的な気分転換
夫婦・父子との大人な時間
顧客の悩み 悩みの緩和
人混みは避けたい
電車乗りたくない
人混みを回避できる安心感
手近にある気持ち良い体験

■Business Scheme

顧客ニーズと価値提供が決まったら、ビジネスモデルを図式化する

  • 誰が
  • どこに
  • 何を
  • どれに

現在のサービスモデルを書き出す

  • 誰が
  • どのようなフローで
  • 何を
  • いつ

■まとめ

手順は以下

  1. TTPPPSを書き出す
  2. Customer Profile(顧客ニーズ)を書き出す
  3. 顧客ニーズに合うValue Proposition(提供価値)を設定する
  4. 上記を提供するには何が必要か、価格はどれぐらいか、のPLを作成する
  5. 上記をビジネスモデルにする
  6. 上記のサービスモデルを書き出す

なかなか実際に作成すると色々考えないとわからないポイント多いですね。この辺は経験とか場数なのかな。

今回はここまで。

ではでは。