<MUP 本日のうさぎクラスLive> 2020-08-06 HOW TO GROW YOUR FAN

■はじめに

今日のお題:つまりファンを作るとはブランドを作ると言うこと

■今日の結論

総論としては以下でした。

①価格に決め方(前回のおさらい)
②ブランドを確立するには?
③Functional(機能的ブランド戦略)
④Emotional(感情的ブランド戦略)
⑤SelfーExpressional(自己表現的ブランド戦略)

■価格に決め方(前回のおさらい)

まずはおさらい。価格の決め方にはルールがある。

一般:メニューを決める→金額を決める
竹花式:金額を決める(ハッピーライン)→メニューを決める

売れたら単価を上げる
 →顧客減る
 →売れる施策を考える
 →売れる
 →単価を上げる
こうやって事業は成長させないとならない。
そうでないと無いと事業が惰性になるので

じゃあ何をすれば値段が上がる?

Value Premium

全く同じ商品、同じサービスなのに、高い金額設定になる
 →いいブランドを作ると金額を上げられる

じゃあどうやってValue Premiumが上がる?
 →ブランド戦略を立てるとValuePremiumがアップする

Branding Strategy(ブランド戦略)

例:無印良品のブランド
 =シンプル
 この「シンプル」と言う部分にBrand Evaluation(ブランド価値)がある
 無印良品のブランド価値=1760億円

仮にガラもの(シンプルでは無い、と言うこと)を売ると1億円売れるとして、果たして売るか?
 →売らない!

 なぜか。ブランドを毀損するから!
 このマイナスの影響の方が打ち上げより大きい。

例:クレストブリッジ  三陽商会が持っていたバーバリー販売ライセンスが2017年で消失
  2014年:1109億円
  2017年:625億円
  何と約半額に下落!

 これがブランド価値
 これがブランド毀損の影響

ブランドの戦略をどうやって作る?
 →ブランド戦略からブランド価値を作ると勝手にバリュープレミアムが付いてくる

じゃあブランディング戦略とは?
顧客に対して自社の強みに対する共通認識を与えること

中小企業の方が早く実施できる、と言うか中小企業の方こそやるべき
大手に勝てる戦略で、小回りが効かない大手のブランディングを逆手に取れる!

■ブランドを確立するには?

例:ドンキホーテ
 価格では無い=ワクワク感


ブランドを確立するときにはFES戦略を使え!

Functional(機能的ブランド戦略)

 Unique Selling Proposition
  ニーズと競合の提供と自社の強み
   ここでニーズがあり、他社でできなくて自社の強みを洗い出す
   他社と異なる独特なポイントを作る

 パレートの法則
  2割の顧客が8割の売り上げを生む
  だから特化する
   →より2割に当たる顧客を集客できる!

Emotional(感情的ブランド戦略)

 Story Telling
  これは前回(覚えてもらうための大切な要素)もあったトピック

 Branding-Hiding
  ブランドを伝えるときにブランドを見せない

  例:Away(スーツケースのメーカー)
    3年で年商300億の売り上げ


    インスタ見るとスーツケースの写真ない
     旅の写真を載せている

 Brand Statement
  ブランドを表した簡潔なキャッチコピーのこと
   Just do it(ナイキ)
   お値段以上(ニトリ

SelfーExpressional(自己表現的ブランド戦略)

 インナーブランディング(顧客の心の中にあるブランド)
  ガイドラインの設定を必ずする

   5sences (五感を刺激する)
    匂い、カラー、音、感触

   communication
    禁止語(MUPは”定例会”禁止)、接客方法(人間味の溢れる対応)、販売方法

   concept
    価格、ボリューム、質
   
 アウターブランディング(どのようにブランドを伝えるか)   基本:AIDMA    ただしこのまま購買行動を設計すると購入までで終わってしまう
   ↓
  今:5A    Aware (知ってる=認知)
   Appeal(好きかも=訴求)
   Ask(調べる=調査)
   Act(買う=購入)
   Advocate(教えよう=推奨)
    →これが自己表現

  つまり自己表現って?

  • 自分が参考にしている人と同じ自己表現をしたがる
  • 大衆が希少性や高価値だと認識すると優越感が出てくる


 インナーとアウターの両方をやらないとブランドは成り立たない




本日はここまで。

今自身で作成している社内のプロダクトをAIDMAで構築してるので、今日の講義を下に5Aで整理しなおしてみようかなと思います。

ではでは。