<MUP 本日のうさぎクラスLive> 2020-08-13 Money Structure
■はじめに
今日のお題:節税戦略
■今日の結論
総論としては以下でした。
①一番はやい稼ぎ方は?
②節税戦略
③節税戦略の6つのスキーム
④【吸い上げ】海外法人のメリット〜ノニミー契約
⑤【吸い上げ】なぜ富裕層が税金0円なのか
⑥【吐き出し】3つの方法
■前置き
今回のお話は「想像の話」であって具体的な会社の具体的な資金運用の話をしているわけではありません。
あくまで租税ルールに照らし合わせて合法的に節税を行う方法が想像上こういったことができる、という前置きです。
■一番はやい稼ぎ方は?
- TIM(時間給)
- RIM(結果がお金に変わる)→これ!事業を作りなさい
- KIM(知識がお金に変わる)
でもTIMの人がKIMに行くのは無理
なので事業を作りましょう(RIM)
その時
- マーケティングの仕方
- PLの作り方
- 財務諸表の見方
が重要になっている
(この辺は普段のMUPウサギの授業内容)
全てはRIMのため
RIMからKIMに行くときにお金のことを知らないとお金に嫌われる
ここで重要なのがCF(キャッシュフロー)とCP(キャッシュプール)
■節税戦略
稼いだお金をプールしようとしてもそれまでに多くの税金が取られる
税金は無知の罰金
例:ECの会社
アマゾン
売上高:約900億円申告
法人税:約11億円
(アメリカでは8700億円の売り上げ申告)
楽天
売上高:5985億円
税引前利益:1042億円
法人税:331億円
楽天はアマゾンの30倍払っている!
ここでKIMが必要(投資だけでなくてお金を守ための知識)
■節税戦略の6つのスキーム
吸い上げと吐き出しで分かれる
以下の6つのスキームを覚えよう
吸い上げ部分
- 海外法人のメリット
- ノニミー契約
- BVIカンパニー
吐き出し部分
- 株式会社をお財布にする
- 遺産や資産保有方法
- トラストのお話
■【吸い上げ】海外法人のメリット〜ノニミー契約
例:税金
香港
2000万円まで:8.25%
2000万円を超えた部分:16.5%
日本
全部を平すと45%ぐらい!
例:物を売った場合
100万円の売り上げ
30万円の利益
日本
売上げ24.5万円:法人/地方税
利益の10万円:消費税
香港
売上げ5.8万円:法人税(のみ!)
香港の税メリットは日本と比べて6倍
さらに香港やシンガポールは消費税もキャピタルゲイン税も相続税も全て0円
これでも日本で起業するメリットありますか?
海外で売り上げた消費税はどうなる?
リバースチャージ
買った人間が申告しないとならない
じゃあオンラインじゃなくてリアルな商売の場合は?
売り上げにかかる消費税は払う必要がある
利益でなんとかできないか?
- 商標権を海外に置いて間接的に吸い上げ
- オンライン委託料を海外に発注で売りを立てる
- 海外の仲介業者を中継するような設計をする
【注意】移転価格税制
自分から自分に利益を移転するような行為は厳しく見られる
→ 相場は他人とは異なるので、他人間で利益移転する
ノミニー契約間でのやりとりにする
■【吸い上げ】なぜ富裕層が税金0円なのか
BVIカンパニー
=イギリス領ヴァージン諸島 (British Virgin Islands)
つまり租税回避地(タックスヘイブン)
40か国あるが一部特殊なタックスヘイブンがある(秘密保持を持ってる)
価格移転でノニミーに移転する
でもまだ追及される可能性あり
なのでノニミーからさらに租税回避地(BVI等)に売り上げを立てる
そうすると手出しできない(追及されない)
ここまでは吸い上げの話
じゃあここからどうやって吐き出す?
■【吐き出し】3つの方法
- 株式会社をお財布にする
- 遺産や資産保有方法
- トラストのお話
個人所得にする = 生活拠点問題(税金を払う必要が出てくる)
事業所得にしてしまう = 特に問題なし
株式会社でとにかく買い物をする
- 借金常時100億円おじさん
- 法人クレカ生活コンサル
- CG税ベネフィット有効活用
具体的にはどういうこと?
借金常時100億円おじさん
法人クレカ契約コンサルタント
ノミニー会社とコンサル契約する
実はノミニーは指示できる(コンサルティング契約)
コンサルで発生する経費は全てクレジットカード利用
CG税ベネフィット有効活用
A社(株主:本人)
↓
B社(サイドカンパニー、株主:A社)
↓
C社(アセットカンパニー、株主:B社)
→ ここで会社ごと売る!
C社の売却は株式売却なのでキャピタルゲイン税が発生する
が海外での売却であればCG税は0円
今日はここまで!
ではでは。